商船三井さんふらわあ様のフェリー「さんふらわあ くれない」と「さんふらわあ むらさき」は、大阪-別府間の旅客輸送を担っています。商船三井さんふらわあ様は、バルチラ31デュアルフューエルエンジンを搭載したLNG燃料フェリー「さんふらわあ くれない」と「さんふらわあ むらさき」の2隻を対象に、バルチラの最適化メンテナンス契約を締結しました。この契約は、計画から実施に至る全ての段階においてデータ主導型メンテナンスを採用することで、長期的な整備コストの予測と機器の稼働率を向上させるものです。これにより、エンジンは可能な限り効率的に運転され、燃料効率を確保し、コスト削減と排出量削減に寄与します。
バルチラ・エキスパート・インサイトは、人工知能による機械学習を用いた診断機能により、問題を未然に防ぐ予防保全サービスです。バルチラエキスパタイズセンターの専門家が能動的に監視を行い、トラブルシューティングやメンテナンスに関する実用的なアドバイスや推奨事項を通知することで、機器の運転効率を高い水準で維持し、排出量を低く抑えます。また、予期せぬ不稼働を防ぐだけでなく、お客様の運航スケジュールに合わせてメンテナンスの予定を計画することで、長期的なコスト予測と機器の利用可能性を向上させます。
さらに、この最適化メンテナンス契約は、メンテナンス計画、人員のスケジュール調整、スペアパーツ配送の調整とロジスティクス、そして、その運用を含みます。
15年間の最適化メンテナンス契約：
大阪と別府を結ぶ重要な輸送手段である本船にとって、運航の信頼性は非常に重要です。最適化メンテナンス契約は、バルチラが当社の資産を最適な状態に維持することを保証する一方で、当社は可能な限り最高の旅客体験を提供するというコアビジネスに集中することができ、安心感を得ることができます。
バルチラのライフサイクルサービス契約により、バルチラはお客様の船舶の最適な運用、競争力の維持、脱炭素化目標の達成を支援します。