日本の阪九フェリー様のために建造された2隻の新造フェリーが2020年に就航しました。いずれもギネス世界記録にも認定された世界最高効率の4ストロークディーゼルエンジンであるバルチラ31エンジンと、バルチラのハイブリッドスクラバーシステムを搭載しています。これらのバルチラ・ソリューションは、最も効率的なエンジンと排ガス浄化システムを必要とする仕様に基づいて選定されています。
「せっつ」は3月に、「やまと」は6月に就航しました。日本のフェリー運航会社は、厳しい環境・安全規制を満たす必要があり、これらの新造船は、世界で最も先進的かつ効率的な、日本のフェリー業界への重要な新規投資であると言えます。
バルチラ31エンジンは卓越した燃費効率を達成し、燃料コストの削減だけでなく、排出ガスレベルの低減も実現します。バルチラのハイブリッドスクラバーシステムは、IMOの2020年SOx規制への適合を確実にするために採用されました。オープンループとクローズドループの両方で運転できるため、洗浄水が海に排出することなく運航が可能です。
阪九フェリーは、これらの船舶に最先端の技術を求めました。バルチラ 31エンジンは、エンジンの要件を満たすために当然の選択でした。また、バルチラハイブリッドスクラバーは、硫黄分0.5%の制限に対応するための環境的に持続可能なソリューションとして非常に適切です。
阪九フェリー株式会社 取締役 山口隆弘様
日本のフェリー運航会社にとって燃費効率は非常に重要であり、バルチラ31エンジンは求められている省エネを実現します。バルチラ独自の技術により、全負荷範囲において最高の排出ガス性能を実現します。
バルチラマリン プロダクトジェネラルマネージャー Rasmus Teir氏